宝石の裏話

その1

宝石のルビーとサファイアは同じ物なんですよ~
実は、鉱石としてはまったく同じ、コランダムという鉱石なんです。
色が赤いのをルビー。その他の色をサファイアとして区別してるんです~。
色の違いは石に含まれる 鉄やチタニウム、バナジウムなどの成分によるものとされています。

その2

宝石の王様といえばダイヤモンドでしょうか。
そのダイヤモンドは炭素で出来てるのはご存じのとうり、BBQに燃やす炭と同じなんです。
私、ダイヤ燃やしてみました。
真っ赤に赤らんだと思いきや、火も出てホントに燃えました。

次回はyoutubeに、投稿してみようと思います。

また機会ありますれば、お楽しみに…

その3

エメラルドのお話を…
グリーンが印象深い鉱物ですが、こちらもアクアマリンと同じ鉱物(ベリル)に分類されます。
誤解を恐れず言うならば、この宝石。古代の海が固まった宝石と云えるんですねぇ。
もちろん水が固まったわけじゃなくて、その中のミネラルなどが水晶の様に鉱物になったということなんですが…
ですから、中にインクルージョン(他の結晶や、不純物など)を含むことが多いんです。
その中でも、とりわけ透明度が高くグリーンの色が深いものが価値が高いといわれています。

その4

市販の宝石は、ほとんど着色されています!!!
こんなこと言ったら、業界から抹殺されそうですが…w

と言っても、ルビーやサファイヤなどは産出されたときに、高温で熱処理されます。
色の浅い、ぼやけた感じの石は熱処理されることで鮮やかな色が出てきます。
これは年の若い石(ルビーになりたてとでもいいましょうか)などに円熟の味を持たせるために
現地でされています。

あと、エメラルド、オパールなどは乾燥に弱く割れやすい鉱物です。
これらには、オイルに漬け込み細かい傷やひび割れを目立たなくするという方法を使うことがあります。

他にもいろいろテクニックがありますが、また おいおい…

その5

ダイヤモンドのカット 皆さんご存知の。はい。あの形
ブリリアントカットいいます。

なぜあの形なのか。

あのカットは、完璧ならば光がどこから入っても、上に屈折して
出てくるんですねぇ。

その為、キラキラと輝いて魅力的に見えるというわけです。

ダイヤモンドの屈折力のなせる技なんですな~。

その6

ルビーのお話をひとつ。

ダイヤに勝るとも劣らない希少な宝石なんですが、
これにも産地(その中でも鉱山)などにより、希少価値が違うんです。

ルビーは、血赤...(ピジョンブラッドといいます)血のような深い赤い色が
高級とされています。
私見ですが、旧ビルマ、今のミャンマー北部のモゴク地方で採れるルビーが、
最高とされています。

スリランカなどでも採れるのですが、こちらのルビーは比較的色の浅い、ライトな
色合いが多いようです。

これは人間でいうなら、おばぁちゃんと赤ちゃんのような意味合い、つまりは
かかった年月の深さが表れているといっても過言ではないでしょう。

お手持ちのルビー、もいちどよくご覧いただいて、想いを寄せていただいてみては
いかがでしょう。

その7

ご存知でしたか?トルマリン。

少し前に流行りましたね~ カラフルなトルマリンブレスレット。
身体にいいとか、肩こりが治るとか、皆さんこぞってしていらっしゃいました。
あの流行りはどこへやら...w

でも、まったく効果がないわけでもなさそうですよ。

実は、トルマリンには帯電する性質があるんです。
石が電気を帯びるんです。
イオンがどうとかは、頭悪いんでわかりませんが、石が電池のようになる
すなわち+と-電気の流れが起こるそうなんです。

肩こりのアナタ。。。もいちどトルマリン着けてみませんか?

信じるか信じないかはアナタ次第です。。。w

その8

トパーズって宝石ございますよね。

実は、トパーズって呼ばれる宝石、2種類あるんです。

インペリアルトパーズ(プレシャストパーズ)ってのとシトリントパーズ。

漢字で書くと 黄玉 と 黄水晶...

お分かりになっちゃったでしょうか。

お買い上げの際にはお気を付け下さい。

その9

真珠のお話をひとつ。

唯一日本で作ることのできる宝石です。大きくて巻(真珠層の厚み)
がいいのが高級とされています。

お買いになる時のチェックポイントをひとつ。

是非3つ4つ見比べてお選びください。ひとつだけ見ただけでは
光沢、キズ、色など、まずわかりません。
とくに照り(光沢)は並べて見比べて見てください。
じっくり見ると真珠層の厚みが、よくわかります。

お値打ちでいいものを是非見つけてみてくださいね。

 

その10

サンゴ。こちらも日本で採れる世界に誇れる宝石です。
一時期、中国から大挙して小笠原諸島に押し寄せていたアレです。
宝石を扱う者として大変憤慨しておりました。

そうでなくても、宝石サンゴは本当に少なくなっています。
こちらも、血赤と呼ばれる最高級サンゴはなかなかお目にかかれません。

是非、興味を持っていただけたらと思います。

その11

オパールございますよね。

はるか昔に新婚旅行で行ったオーストラリアで、鉱山を見るツアーに参加したんですね。
もちろんオパールの...
お土産屋さんで、いっぱい日本人買ってました。
リングやネックレス。

怪しいモノ多かったですよ~

なにが怪しいかって?

実は、オパールのリング、石の板を何枚か張り合わせて丸く研磨してひとつの石のように
見せかける加工品とか多いんです。
あと、リングの石の裏に黒い紙?のようなものを張り付けてごまかしているモノも
ありました。

お土産でオパールリングなど買われる際は、横から裏からよくお確かめください。

石の裏になんか貼ってるようなら、要注意です~。

その12

では、ヒスイの話。

実は、ヒスイにはジェイダイトとネフライトと分類される2種があります。
漢字で表すと 硬玉と軟玉。
同じヒスイの仲間ではありますが、宝石として一般的に高価なのは硬玉。
指輪やペンダントなど高価な宝飾とされるのはこちらを指すことが多いです。

では、軟玉はというと 竜の彫り物の飾りとか、ヱビス様の彫り物とか
あるいは帯留めなどに加工されることが多いです。
また、こちらも指輪やペンダントにもされることもありますので、
お買い上げになるときには御確認いただくとよろしいかも。。。
お土産などにお買いになるときはご注意ください。

 

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